AKIRA Kazuki
今井祝雄 K.Aの場合 ・床に広がる1000号のキャンバス。絵の具が散らばるその上を、電動玩具の子犬101匹が鳴きながら動き回って”絵”を描く。 ・高さ5mほどの鉄塔の頂で4台の扇風機が回転し、見えない空気を撹拌する。 ・壁に並ぶさまざまな形状の、ひとつ一つがカラフルな色で覆われた時計の数々。それぞれの見えない時を刻む音が重奏する。 ・シャボン玉が発生装置から吹き出し漂う気泡の部屋。 ・ギャラリーの既設の電灯が各種各色の電球に取り換えられ、何も無い空間が照らし出される。 これまでの明楽和記の作品をいくつか挙げてみた。色、光、風、音、動きなど捉われることのない素材と方法で特異なインスタレーションを設える明楽の場合、次に何が現れるか判らないところがスリリングで面白い。未知数を可能性に変換する術というか、30本の角材の一面を他律的な色の選択で木目ごとに着彩して立て掛けた今回の力作はそうした成果といえるだろう。 (Art Court Frontier 2014 #12展覧会カタログより)
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